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【個人的見どころ 】9/21 プロ修斗ニューピアホール大会(第2部) #shooto0921

2025.09.19

もっと早く書く時間はあっただろうと思われるかも知れないけど、けっこう大変なので許して欲しい。

第1部はこちら→https://fightmemo.com/1349

大会概要

プロ修斗ニューピアホール大会(第2部) 2025 Vol.8 #shooto0921

個人的見どころ

第7試合 メインイベント 世界バンタム級王座統一戦 5分5R
齋藤 奨司(正規王者/FIGHT FARM)
vs
永井 奏多(暫定王者/TRIBE TOKYO MMA)

何と言っても、メインの世界バンタム級王座統一戦が楽しみだ。
もともと齋藤奨司選手が藤井選手との一戦を制して世界王者に。その後、齋藤選手は、ROAD TO UFCへのエントリーを望んでいたが、かなわず。その間の空白期間に、永井奏多選手が大阪でダイキライトイヤー選手との暫定王座戦に勝利。現在は、正規王者齋藤奨司選手と、暫定王者永井奏多選手が並び立つ状況。そして、満を持して、今回、王座統一選が行われる。

齋藤奨司選手は、大学まで続けていたボクシングをベースに、倒されず倒す津田沼式ファイトスタイルを見せる。左右のソリッドなパンチが極めて強い。藤井選手や須藤選手との試合では、テイクダウンディフェンスを徹底、押し込まれた状態でも肘やパンチで削り続け、ブレイク後はガツンとパンチを打ち込みポイントを奪う。特に王座決定戦の藤井戦では、ファンの間に判定には賛否あったが、ダメージ優先のジャッジであれば齋藤選手の勝利で良いと思った。ファイトスタイル同様、選手活動そのものも津田沼式という感じで、大いに語るようなタイプでもないが、ひたすらに強さを求める姿勢は好感。

永井奏多選手は、練馬式の最新型ファイター。空手ベースでMMAへ。ステップインが速く、コンビネーションも鋭い。パンチとカーフ、そこにタックルも織り交ぜるウェルランダー。トップを取れば、積極的にグラウンドパンチや肘を落とし、ダメージを奪いに来る。スピード、タフネスも備えて、また、冷静に相手を見極めたうえで、アウトボクシングもできる万能型ファイターと言って良いと思う。藤井戦で、しんどい総力戦で上回って勝利すると一気に世に出た。そして、暫定王座決定戦のダイキライトイヤー戦でも、初手から多彩な攻めを見せたダイキ選手に対して、真っ向勝負であらゆる打撃を集めて見事に沈めた。

単純なスタンド勝負だと、よりパンチに特化した齋藤選手に分がありそうだが、MMAとしては、永井選手の方がより多彩で強力な武器を持つ。一発で流れが変わりそうな試合は、非常に楽しみだ。

第6試合 セミファイナル 環太平洋フェザー級チャンピオンシップ5分3R
上原平(王者・2度目の防衛戦/リバーサルジム横浜グランドスラム)
vs
たてお(挑戦者・同級7位/ELEVEN)

上原平選手は、2度目の防衛戦。パンチ、カーフでリズムを作りタックル、四つで組んでテイクダウン。泥沼に引きずり込んでぐちゃぐちゃの展開の中で競り勝つ。フェザー級インフィニティリーグを経て、王座決定戦で、竹原選手が欠場という思わぬ形で王座獲得。その後、怪我もありブランクが出来てしまったが、その後、3月に青井太一選手を相手に防衛戦を行った。打たれても引かず、尻上がりにペースを上げてドロドロの試合に引きずり込み、見事防衛。毎試合防衛戦で良いという頼もしい王者。

→ 上原選手インタビュー

たてお選手は、スタンドでは、ジリジリと前に出て、被弾しても相打ち覚悟で強打していく。組めば、テイクダウンしてポジションを作っていき、じわじわとすり潰すように、腕十字、チョークを狙ってじっくり攻めていく。島村戦、シャ・ランディ戦とタイプは違うが、寝業の強い選手との対戦が続いたが、島村選手には完全に制圧するような展開で勝利。シャランディ戦でも、終盤攻め付かれた感じだったがドロー。スタンドのタフネスと強打、重量感のあるグラウンドとで、難攻不落感のある選手。

両者とも、KO一本で決めるというよりは、3ラウンドフルに使って、攻守入れ替わりながら鬩ぎ合う様な試合になりそう。

第5試合 バンタム級5分3R
杉野光星(同級世界2位/ALLIANCE)
vs
ザヒド・アフメドフ(インドネシア・TEAM侍)

杉野選手は、現在デビューして3連勝ながら、あれよあれよと2位につける。同じALLIANCEの藤井選手を彷彿とさせるようなファイトスタイルは、運動量が多く、アグレッシブ。むしろ、パンチは藤井選手よりも強力な印象を受ける。組まれても非常にバランスが良く、クリーンなテイクダウンをさせない強さがある。マイナス点は、まだフィニッシュがないことくらいで、これからどんな選手に育つのか楽しみ。

第4試合 インフィニティリーグ2025ストロー級5分2R
旭那 拳(THE BLACKBELT JAPAN)
vs
友利 琉偉(パラエストラ小岩)

男子インフィニティリーグ中盤戦。

旭那拳選手は、TBJ沖縄の中でも、特にグラウンドに強い選手で、柔術を活かしたファイトが魅力。スタンドも強気で打ち合い上等という印象。こゆる戦2連敗で、世界王座を逃したが、そこから、まさかのインフィニティリーグ参戦。若手にまじって2回戦の試合をやり直すという、心の強さも感じさせる取り組みを大いに評価したい。前戦は、田口選手の強打を封じて、バックチョーク一本勝ちで、寝業の差を見せつけた印象。

友利琉偉選手は、デビュー間もないが、スタンドではパンチ&カーフでガンガン攻めて、その超アグレッシブなファイトスタイルを評価されて、インフィニティリーグに参戦。ただ、初戦は計量オーバーのうえ、契約体重戦で黒部選手に一本負け。2戦目は、田口選手を相手に反則勝利と、モヤモヤした結果が続いている。グラウンドへの対応は、まだわからないところが多いが、弟の幸汰選手同様、対応できるでしょう。

第3試合 インフィニティリーグ2025ストロー級5分2R
マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)
vs
田口 恵大(RISING SUN)

マッチョザバタフライ選手は、2010年新人王で、キャリアは長いが、今なお2ヶ月に1回、年4試合をアウェイで戦うインフィニティリーグに二度目の参戦。連敗が続いているが、常に同階級のホープ、トップランカーと対戦し続けていること自体が凄い。前戦は優勝候補の一人、黒部選手を相手に判定負け。スタンドも今なお向上に取り組むが、やはりグラウンドに持ち込んでからが本領。

田口恵大選手は、禅道会がベースにあり、強烈な一撃も回転の速さも併せ持つ打撃が特徴。テイクダウン攻防、スクランブルでは、体の強さも感じさせるファイターで、強いなと思わせる。ただ、試合は、デビュー後4試合で2試合が反則負け(前戦は友利選手に反則負け)という、なんともツキのない結果で、本人も見ている方もスッキリしない。本来の強さを見せつつ、スカッとする試合を期待。

第2試合 2025年度新人王決定トーナメント2回戦 フェザー級5分2R
飯野雄斗(THE BLACKBELT JAPAN)
vs
齋藤 優(無所属)

飯野雄斗選手は、もともと北海道の警察官…だったかな。松根代表の指導の下でMMAをやりたくて、沖縄に移り、全日本アマ修斗優勝を果たしてプロデビュー。ファイトスタイルは、非常に端正な松根式。丁寧なスタンドとグラウンドで、勝率の高い選択をし続ける印象。平良選手のUFCの前戦に帯同して渡米。経験を活かして欲しい。

齋藤優選手は、2023年のアマ修斗関東選手権優勝から、プロ昇格。ゴツい体で、フィジカルが強く、タフネスに優れる。一発一発が重い打撃を繰り出し、タックルを潰して、上から削る。前戦は、コンキリオの山田選手を相手に、序盤は攻め込まれるも、それを凌ぐと、以降は、ねじ伏せるような力強いファイトで勝利。

第1試合 ストロー級5分2R
大城匡史(THE BLACKBELT JAPAN)
vs
漆田直輝(パラエストラ小岩)

大城匡史選手は、デビュー戦以来となる東京での試合。小柄な体格に弾けそうな筋肉を備えて、非常に強烈なパンチを放つ。近年のTBJ移籍後は、ケージレスリングなどテイクダウン攻防の技術が上がり、全般的にスキルが底上げされているのを感じる。前戦は、沖縄で児玉選手にKO勝利。

漆田直輝選手は、昨年の全日本アマ修斗優勝。初手から潜りにいく感じのMMAファイター殺しで、まさに必殺の足関節の持ち主。その後、グラップリングマッチを中心に参戦していたので、修斗というかMMAには出ないのかなと思っていたが、1年越しでプロデビュー戦に臨む。

 

配信情報

□プロフェッショナル修斗中継 9.21 ニューピアホール大会
[放送局]ABEMA格闘チャンネル
[日時]9月21日(日)
【第1部】 12:30~
【視聴URL】 https://abema.go.link/6pDU3

【第2部】 17:30~
【視聴URL】 https://abema.go.link/7fFHh