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Interview : 青井兄弟 PART3 | AROUND THE CAGE “青井太一”&”青井心二”

2025.07.09

AROUND THE CAGE “青井太一”&”青井心二”

PART1 太一選手、PART2 心二選手のキャリアの振り返りとは別に、このPART3では、ご兄弟のパーソナリティを知るために、周辺事情を伺った。ここからがインタビュー本番です。
今回は、当日朝から開催されていた、心技舘のキッズ達の大会「心技舘JOF」をお手伝いしてきたあと、お時間をいただいてお話を聞くことができました。
格闘技を始めたきっかけ、心二終電逃し事件、青井太一心霊仮面貴族などケージの外でのお話を中心に伺います。

 

心技舘入門。Mobstyles。

――― そもそも、いつから格闘技は始められたんですか?

太一: 僕は、小学校5年生の時に、心技舘に入門しました。

心二: 僕は小学校2年生の頃ですね。

――― お二人同時に入門されたんですか?

太一: そうです、そうです。僕はもともとサッカーをやっていたんですけど、あんまり合わなくて、個人競技をやろうということで、格闘技を。

心二: 僕は、なんにもやってなくて。部活もやろうかなと思ったんですけど、親が、「あなたは不器用だから、格闘技だけやっておいた方が良いよ。」って(笑)。

太一: そもそも、mobstylesのハタさんが、うちの母親と同級生で。それで、「近所に、格闘技のジムができるよ、個人競技やりたいなら、そこが良いんじゃない?」って教えてくれて、それが遠藤先生の心技舘で、そういうきっかけで入門しました。

――― 現在のmobstylesとのご縁は、そこから始まってるんですね。

太一: 僕は最初から、デビューするときに、「このパンツを穿きなよ」ってmobstylesのパンツをいただいて。

心二: 僕も、mobstyleを着たいなと思っていて、今年から。

――― 田原104洋さんから、おふたりともmobstylesのファイターとして応援して下さいとのことです!

アマ修斗から、プロ昇格まで

――― キッズの頃から、格闘技歴はもう長いんですね。では、アマのキャリアから、順番に振り返って行きますね。プロ昇格は心二選手の方が早かったですよね。

心二: 僕の方が早かったですね。でも、僕は、アマ修斗はあまり出ていなかったんですよ。高校生で大学受験もあって、練習も全然出られない時期があって、受験が一通り終わった後に、遠藤先生から「せっかくだからで出てみなよ。」って言われて、わかりました!って出たんですけど、案の定、うまくいかなくて。

1戦目は一本勝ちして、2戦目は反則負けしちゃって、そのあとは、コロナ禍もあって、なかなか試合機会がなくて、もういいかな…っていうときに、EXトーナメント出場を声かけていただきました。
一応エントリーしたんですけど、補欠も多いしダメかな思ってたら、欠場者が多くて、繰り上がって。そこで全試合スプリットでしたが(笑)、優勝できて、そこでプロ昇格しました。ありがたいことに、その日の夜に、北森さんから、試合出ない?ってオファーをいただきました。

太一: 僕は、恥ずかしい話なんですけど、大学の後半くらいに遊んじゃって、弟がプロになる間、1年半くらい、格闘技から離れていたんですよ。全く練習してなくて。
もう一回格闘技に戻ろうと思ったきっかけが、弟がプロになったことで、それに加えて、平良達郎選手と同い年なんですけど、彼の活躍を見て、また格闘技やりたいなって思いました。

――― だから、アマ修斗であまりお名前を見かけた記憶がなかったんですね。

太一: 練習復帰して、すぐ、遠藤先生から「関東選手権どうする?」って言われて、「いやいや、1年半くらい練習してないですけど、大丈夫ですかね?」と言ったんですけど、先生は「やってみれば?」というので。
最後に出たアマ修斗2019年の小田原フリーファイトで、二人で出たんですけど、そこでブランクがあって、関東選手権に出たのが2021年。全日本アマチュア修斗選手権まで出られて、優勝できて、プロの切符を手に入れたって感じですね。

――― 自分は、なるべく全日本アマ修斗も見に行くんですけど、何故か、太一選手の全日本アマ修斗優勝が記憶から抜けていたので不思議に思っていたんですが、コロナ禍で一般非公開の無観客で実施された大会でしたね。

太一: そうなんです、自分の年は無観客での開催で。人も少なくて、ケージも1面だけでした。

――― そうすると、お二人は、アマ修斗をすっ飛ばして、いきなりプロになった感じなんですね。

心二: そうなんです。アマ修斗は5戦くらいしかやってなくて。

太一: アマ修斗は、もっとやりたかったですね。

心二: もう少し経験を積んでおいた方が良かったなって思います。(心二選手の大竹戦のふり返りに続く

心二選手が羽田空港で終電を逃した事件(沖縄大会事件)

――― どうしても聞いておきたかったのが、沖縄大会の帰りに、同じ最終便で羽田空港に戻ってきたものの、心二選手が終電を逃して羽田空港から帰れなくなっちゃった件…あれ、結局、どうなりました?

解説:4月20日の沖縄大会に出場した青井心二選手は、たまたま私と同じ便で帰京することが判明。ただ、この便は、かなり遅い便で、羽田に着くと夜11時を過ぎてしまう。しかし、青井選手のジムは海老名の方のはず…。私の家はもう少し近いが、それでも終電ギリギリなので、ひょっとして、もっともっと遠い心二選手はもう帰れないのでは?となった。

乗り換え案内で調べてみると、全てが完璧に予定通りスムーズに進むと、ギリギリ間に合いそうだったものの、案の定、出発遅延、飛行時間も延び、預けた手荷物が戻ってくるのも遅くなり、結局、予定時刻を大幅に遅れて到着。心二選手は堂々の終電逃しとなった。

この時は、那覇空港で、まだ余裕がある頃の青井心二選手。

心二: あんなに遅延することってあります?(笑) あれはもう、笑うしかないなっていうか、だんだん楽しくなっちゃいましたね。

――― 翌日は、朝からお仕事で、鍵開けをしなければならないって言ってましたよね(笑)

心二: そうなんです。朝イチで職場に行かなければならないのに、今日はもう帰れそうないし、どうしようかと。でも、結局、ギギオさんとやりとりしているのをSNSに載せていたら、それを見て心配してくれた友人から、迎えに行ってあげるよ、って言ってきてくれたんです。

――― そうでしたか。それは良かったです。心二選手を置いて帰るのは申し訳ないなと思いつつ、自分はギリギリ帰れそうだったので、「さらば!!」って帰ってしまってごめんなさい。

心二: ところが、ずっとロビーで座って待っていようと思ったら、空港ももう閉まる時間だから出てってくれって、追い出されちゃって(笑)。
どこで待てば良いんだよ!と思ったけど、本当に追い出されて鍵もかけられちゃって、途方に暮れて、1時間半くらい外で待っていました。
勝利して帰るところだったから良かったけど、負けた帰り道だったら、耐えられなかったですね…。

――― それはお気の毒でした(笑)。一緒に自宅まで来てくれたら、車で送ってあげられるとも思ったんですが、よく考えると、ビアーしてましたし。

心二: そう仰ってくれて嬉しかったんですけど、あれ?ギギオさん、空港でビール飲んでたよな、これ、飲酒運転になっちゃうよなって思ってました(笑)。

――― すみません…。とにかく、無事に帰ることができて良かったです!

青井兄弟のマイク問題、心霊仮面貴族の真相。そして、X-treme EBINA

――― 太一選手は、こうしてお話を聞くと、普通に話せますよね。なんで、試合後のマイクは、いつもあんな感じ(何を話してるのかわからなくなって、最後、「マイクの勉強しまーす!」で締める)なんですか?

太一: 先日、MMAPLANETのインタビューを受けたんですが、あれも、自分で何を話しているのかわからなくなっちゃって(笑)。

――― いや、今日は、割りとしっかりお話を伺えたなって思ってますけど。

太一: 先日の、ニューピアホール大会で夜叉坊選手に勝ったあと、勝利者インタビューが会場外であったんですけど。その時、北森さんから、「太一くんはね、もうちょっと落ち着いて!落ち着いて話せば大丈夫だから!」って言われまして(笑)。

――― あぁ…確かに、慌ててる感じはありますね(笑)。

心二: それで、このあいだ、X-treme EBINAの先生から、「マイクの練習するぞ!」って、Youtubeの動画を撮りに行かされて(笑)

――― 例の!衝撃の問題作!!(笑)

解説:青井兄弟は、X-treme EBINAの動画の中、「心霊スポット調査」を行うシリーズに出演中。お二人のキャラが全面に押し出されて、色々、凄いので見て欲しい。
https://www.youtube.com/@x-tremeebina8410

心二: 今回は、心霊スポット調査のあと、公園でマイク練習させられて。夜中に、めちゃめちゃ大声で叫んでいたら、一般人が集まってきちゃって、でもやるしかない!って大変でした(笑)。

――― X-treme EBINAのyoutubeは、めちゃ面白いですけど、…あれはなんなんですか(笑)。

太一: あれは、出稽古に行っているX-treme EBINAの柳沢代表が個人的に趣味でやっている動画ですね。その中で、もともと、デリカット戦の前に、「アウェイなんだし、インパクトを残さないとダメだよ!」って言われて。じゃあ、何をしたら良いですかね?と聞いたら、「タイチっていうプロレスラーがいて、仮面をかぶって、こういうのをやっているから、太一もこれでいこう!」って出されたのが心霊仮面貴族で。

――― ええ、そうなんですか。そこで、心霊仮面貴族が誕生したんですね。

太一: だから、自分でやりたい、やりたいと思ってやったわけじゃなくて。でも、やってるうちに、心霊仮面貴族に馴染んで来ちゃって(笑)。

――― 確か、この間のアマ修斗北信越選手権でも、なんかその格好していましたよね?

太一: あれは、夜叉坊戦のあと、元気だったら、後輩が出場する北信越選手権にサポートに行きますっていう話だったんですけど、新潟の風田さん(ピロクテテス新潟代表・アマ修斗北信越選手権を担当)から連絡が来て、「仮面とマントを持ってきて下さい」って言われて。それで、マスクとマントを持って行ったんですよ(笑)

――― あの日、現地から、「太一くんの写真です」って、心霊仮面貴族が試合会場の畳の上に立っている写真が送られてきて、なんだコレ?って(笑)

心二: 優勝した人たちより目立っちゃってましたね(笑)。

太一: それは、なんか申し訳なかったです(笑)。

アマ修斗北信越選手権に現れた心霊仮面貴族。風田さんと一緒に。

――― 自分で考えたのなら、ちょっとどうしようと思いましたが…そうやって売り出す方法を考えてくれるのはありがたいですね。

太一: はい、さすがに、自分で考えるのはちょっと無理で、ライダーHIRO選手みたいにはなれないですね。

――― 変態仮面って言われたり大変ですよね。

太一: 変態仮面ちげーよ!って(笑)。なんか、コメントで、青井太一は華がないとか、見た目もいまいちとか、悪い評価も書かれてて。
でも、この格好は、やっぱりわかる人はわかるらしくて、「プロレスラーのタイチ選手とおなじやつですよね!」って。まぁ、悪い評価でも、知られることは大事だなって思ってるので、それも良かったなって。ありがたかったです。

――― そうすると、心二選手も何か…。

心二: なんか、今考えてるって言われて。柳沢さんも新潟出身の方で、そのためなら、新潟も行くよって言われてて、ちょっと怖いなって(笑)。

――― 期待してます(笑)。

心二選手2試合、太一選手1試合~ご縁のある新潟大会

――― その新潟大会ですが、心二選手は2回目の出場が8月31日に控えています。また、太一選手も新潟大会には1回出てKO勝利ですね。

心二: 会場の周りに、女の子というか若者がいっぱいいて、「新潟の修斗、若者に人気なのか!」って驚いたんですけど、隣で、なにわ男子のライブがあって、そちらのお客さんでしたね。

――― あの時は、新潟駅一帯に、なにわ男子の女性ファンが押し寄せて凄かったですよね。新幹線も女性ファンだらけでしたし、街中の飲食店は、カフェも居酒屋もいっぱい。なにより、駅近くどころか市内でホテルが取れないし、宿泊費は高いし、参りましたよね。

心二: 自分も代打出場で試合が決まるのが遅かったから、ホテルを探したけど、全然、泊まるところがなくて。困っていたんですよ。そうしたら、たまたま、一般会員さんが、新潟出身の方で、民宿をやられているとのことで、是非そこに、ということで泊まらせてもらいました。それから、兄の試合の時も、そこを利用させていただいて、めちゃくちゃありがたかったです。

――― 色々な方のサポートがあって、良かったですね。8月31日の次戦も楽しみにしております!

 

実は、今回、3時間あまり話したので、話題は多岐にわたって、表に書けない話もたくさん出たのですが、色々端折って、今回のインタビューは終了とします。
中途半端な終わり方になりましたが、大変楽しいインタビューだったので、また少し期間を置いて、2度目のインタビューもできたら良いなと思っています。
兄弟仲が良く、二人で協力し合って、高みに登ろうとしているのは、非常に楽しみだし、格好いい。是非、太一選手はベルト奪取を、心二選手はまずはランキング入りを目指して、頑張ってほしいです。

本当にさわやかで、人当たりが良いので、ファンは声をかけてみるべき。

イケメンmobstylesブラザーズ。期待しています。

 

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